スポーティーな方向性で改造したいと思った時に、どの程度までやるか、どういう目的でやるかを見極めてから始めた方がいいでしょう。まず、街乗りやツーリング程度のドライブを快適にしたいなら、ライトチューンで充分です。例えば、ステアリングをスポーツタイプに換えるだけでも、ハンドリングは良くなります。また、ボディ剛性を上げたいなら、スタビライザーを装着するだけでも剛性感がアップします。他にも、マフラーを社外パーツに交換すれば、エンジンの出力が向上して馬力がアップするので、力強い走りが手に入るでしょう。ただし注意すべきなのは、車検対応のマフラーやパーツを選ばないといけないということです。レース専用部品を公道上で使用すると、整備不良で検挙される可能性があるからです。さらに上級者となれば、レーシングパーツを取り入れて、サーキット走行を楽しみたいという人もいるでしょう。ヘビーチューンになると、エアロからタイヤやホイール、クラッチやブレーキ周り、エキマニ、フルバケットシート、ロールケージ、コンピューターといった何から何まで全ての箇所が改造できて、やることは尽きなくなってしまいます。ですから、優先順位を決めて、乗りながら不満な部分や足りない部分を一つ一つやっていくといいでしょう。一度に全てやってしまうと、全体のバランスが崩れてしまって、却って乗りにくいだけのマイカーになってしまうことがあるからです。